アフィリエイトと言うと、ブログを書いたりSNSに投稿したりする方法がよく知られていますよね。
そんな中、今もっとも注目されているのがアドアフィリエイトという手法です。
「ブログを書いてるのに誰も見てくれない…」
「SNSアフィリを始めたけど稼げない…」
このような悩みをお持ちなら、アドアフィリエイトを取り入れることで解決できる可能性が高いです。
この記事では、アドアフィリエイトの仕組みからやり方までを、初心者でも分かりやすいように解説します。
アドアフィリエイトに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
アドアフィリエイトとは?
アドアフィリエイトとは、「広告を使って集客するアフィリエイト」の手法です。
「アド」は「Advertisement(広告)」の略称。
一般的にアフィリエイトと言うと、ブログやサイトを作って検索結果の上位表示を狙う「SEOアフィリエイト」や、SNSを活用して商品やサービスを紹介する「SNSアフィリエイト」といった方法が知られています。
一方、アドアフィリエイトは、広告を配信してアクセスを集めます。
基本的な違いは「集客方法」だけです。
ブログやSNSで集客するアフィリエイトでは、まとまったアクセスを得るようになるまで、半年~1年以上と長い時間がかかることが普通ですよね。
アドアフィリエイトでは、広告を配信すればすぐにアクセスを得られるので最短その日に成果が発生する可能性も十分にあります!
広告を配信するには費用が必要ですが、アフィリエイトで一番大変な「集客する」という壁を軽々と超えてしまう画期的な方法・・それがアドアフィリエイトです。
アドアフィリエイトの仕組み
アドアフィリエイトは、下記の5者で構成された仕組みとなっています。
- アフィリエイター:自分
- 広告主:商品やサービスを提供している会社
- ASP:アフィリエイターと広告主の仲介業者
- 広告媒体:FacebookやTikTokなどの広告を掲載するプラットフォーム
- ユーザー:購入者
アドアフィリエイトでは広告配信を使う「広告媒体」を含む上記のような5者での仕組みとなります。
ブログやサイトを作って検索結果で集客するSEOアフィリエイトは、広告媒体のところがGoogleやYahoo!などの検索サイトになるイメージです。
アドアフィリエイトとSNSアフィリエイトは仕組みがほぼ同じですが、広告を使うか使わないかという点が異なります。
それでは次にアドアフィリエイトのメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
アドアフィリエイト5つのメリット
アドアフィリエイトには5つのメリットがあります。
- 収益化までのスピードが速い
- 潜在層のユーザーにアプローチできる
- 自分でコントロールしやすい
- たった1ページだけで収益化できる
- 高額なアフィリエイト報酬を狙える
1.収益化までのスピードが速い
アドアフィリエイト最大のメリットが、収益化までのスピードが圧倒的に速いことです。
たとえばSEOだと、公開した記事が検索エンジンに評価され、アクセスが生じるような上位に表示されるまでに早くても数か月程度はかかります。
また、やっとアクセスが集まるようになっても実際には成果が出ない…なんてケースも普通です。
アドアフィリエイトでは、広告を配信すればターゲットとなるユーザーのアクセスを集められるので、他のアフィリエイト手法と比べて早く収益を生み出すことが可能です。
2.潜在層のユーザーにアプローチできる
一般的なアフィリエイトの場合、特定の悩みや欲求に対して自ら検索する人(顕在層)がターゲットになります。
一方、アドアフィリエイトでは、潜在層と呼ばれる自ら検索しないユーザーにもアプローチすることが可能です。
顕在層と潜在層では、圧倒的に潜在層のほうが多いため、より大きな市場でターゲットとなるユーザーにアプローチできるのは他のアフィリエイトにはないメリットと言えます。
3.自分でコントロールしやすい
アドアフィリエイトは広告を使って集客する仕組みなので、アクセスなどを自分でコントロールしやすいという特徴があります。
たとえばSEOでは、検索結果の「上位表示」は基本的に自分ではコントロールできませんよね。
キーワードやコンテンツ内容など様々な部分で、Googleが評価して決めています。
対策はできますが、Google次第でどうにでもされてしまうわけです。
アドアフィリエイトは、そんなGoogleなどの媒体に対して広告費を支払っているので、露出を多くしたり少なくしたりを自分でコントロールできます。
もちろん、取り組むジャンルや案件、アフィリエイトサイトの内容、広告の出し方などによって異なる部分はありますが成功事例を参考にすることで再現性の高い運用が可能です。
このように収益化の仕組みづくりがしやすい点は、アドアフィリエイトがもつメリットの一つです。
4.たった1ページだけで収益化できる
アドアフィリエイトでは、たった1ページだけで収益を生み出す運用が可能です。
SEOアフィリエイトの場合、ブログなどのサイト全体の評価を上げ、検索結果の上位に表示されるためには多くの記事が必要です。
SNSアフィリエイトでも、毎日投稿したりフォロワーを増やしたりする作業が不可欠ですよね。
アドアフィリエイトの場合、広告から自身のページへ直接ユーザーを集められるので、たった1ページだけで収益化することが可能です。
もし成果にむずびつかないという場合でも、その1ページを修正・改善するだけなので他のアフィリエイト手法に比べても有利です。
5.高額なアフィリエイト報酬を狙える
アドアフィリエイトは高額なアフィリエイト報酬を得られる可能性が高いのもメリットです。
その理由は2つあります。
1つ目は、大きな市場である潜在層にアプローチできるので獲得件数を伸ばせるから。
2つ目は、アドアフィリエイトの案件は、報酬単価が高額だからです!
アドアフィリエイトでは、アフィリエイター自身が広告費を支払って集客するため、成果報酬単価が高く設定されていることがほとんどです。
たとえば、同じ案件でも
・SEOの単価:2,000円
・アド広告の単価:8,000円
といった感じで報酬単価が異なります。
高い報酬単価で獲得件数を伸ばせば、高額な収益を得ることができますよね。
現在、高額な報酬を得ているアフィリエイターのほとんどがアドアフィリエイターと言われています。
副業から起業したい、独立したいという方にとっては、事業レベルの収益化を目指せるアドアフィリエイトは大きな魅力と言えます。
アドアフィリエイトのデメリットは2つ
アドアフィリエイトには2つのデメリットがあります。
- 広告費用がかかる
- 広告の運用スキルが必要
1.広告費用がかかる
アドアフィリエイトは非常にメリットが多い手法なのですが、大きなデメリットとして挙げられるのが広告費用の負担です。
広告費を使うこと自体が大きなハードルと感じる方もいるでしょう。
アドアフィリエイトでは
「売上ー広告費=利益」
という方程式です。
広告費以上の売り上げを出さないと赤字になります。
広告を使うことで収益化までのスピードが速いというメリットは、広告費用が赤字になるというリスクも伴っているわけです。
とくに、初心者で売れる商品の選び方や記事の書き方などのスキルが十分でない場合は、うまく収益化できないケースも多いので、成功事例などを学びながら実践していくと良いでしょう。
2.広告の運用スキルが必要
アドアフィリエイトは、Web広告を使うため広告運用の方法を知らないとできません。
最近のWeb広告は、AIの進化により自動で最適化してくれるといった部分が大半を占めているため、個人でも広告を運用することが容易になっています。
広告を出稿すること自体は、慣れれば2~3分もあれば可能です。
それでも、最初は、広告の出稿方法、データの見方、分析、改善など基本的な知識やスキルを身につける必要があります。
ブログを書いたりやサイトを構築するにもスキルは必要なのでデメリットとはいえませんが、広告運用のスキルは基礎からしっかり学んだ方がよいでしょう。
アドアフィリエイトのやり方は5ステップ
アドアフィリエイトを始める5つのステップを紹介します。
- ASPに登録する
- 商品を選ぶ
- CR・記事LPを作成する
- 広告を出稿する
- 成果を確認する
1.ASPに登録する
アドアフィリエイトを行うには、一般的なアフィリエイトと同様、まずはASPに登録します。
ASPとは、アフィリエイトサービスプロバイダー(Affiliate Service Provider)の略で、広告主とアフィリエイターを仲介する企業のことです。
アフィリエイトで広告収入を得ようと思っった場合、一部のインフルエンサーを除き、個人のアフィリエイターが直接、企業と広告契約を結べる機会は多くありません。
そのため、アフィリエイターにとってASPは、無くてはならないビジネスパートナーと言う存在です。
ASPに登録するには、以下の情報が必要になります。
- 氏名や住所といった個人情報
- 自分のサイトやブログ情報
- 報酬の振込先となる口座情報
すでにサイトやブログを持っている方は、その情報を入力すればOKです。
もし、持っていない場合は、サイトやブログを作成してから登録します。
ここで登録するサイトやブログは、アドアフィリエイトで使うものでなくても構いません。
2.商品を選ぶ
ASPに登録したら、アドアフィリエイトで取り組む商品やサービスを選びます。
案件を選ぶ基準ですが、前提としてアドアフィリエイトで運用可能な商品に限られます。
アフィリエイトの商品には大きく分けて
- SEO(サイトやブログ)用
- リスティング(PPC)用
- アドアフィリエイト用
の3種類あります。
SEO用は、ブログやサイトを作って行う一般的なアフィリエイトの手法で提携できる商品です。
ASPの商品管理画面で何も記載していない商品は、このSEO用(サイトやブログ)という場合がほとんどです。
リスティング用は、検索連動型の広告で提携できる商品で、「リスティングOK」「リスティング一部OK]という表記がされています。
SEO用もリスティング用も分かりやすいのですが、アドアフィリエイト用の案件はASPの管理画面だと判断しにくいことが多いです。
また、アドアフィリエイトの商品のなかには「FacebookはOKだけど、TikTokには出せない」など広告媒体による可否があります。
そのため、アドアフィリエイトの商品を選ぶ際には、ASPに問い合わせをして確認するか、アドアフィリエイトに特化したASPを選択すると良いでしょう。
3.クリエイティブと記事LPを作成する
アドアフィリエイトを実践するには、クリエイティブと記事LPの2つが必要です。
- クリエイティブ(CR)
- 記事LP(ランディングページ)
クリエイティブ
クリエイティブとは、広告媒体(InstagramやTikTok)上に出てくる画像や動画とテキストを組み合わせたものを指します。
媒体によってクリエイティブのサイズや表示のされ方などが大きく異なります。
そして各広告媒体によって見ている年齢層や性別も違いがありますので、自分が取り扱うアフィリエイト商品をどの媒体で出稿するのか、という点も重要になってきます。
記事LP
記事LPとは、広告媒体に表示されるクリエイティブをクリックした後に表示させるページのことです。
アドアフィリエイトでは、記事LPを挟む場合と、直接広告主様のLPの推移させる2通りがあります。
アドアフィリエイトでは、たった1ページの記事LPを運用しますので、いくつも記事を書いたりサイトを構築するといった作業はありません。
また、アドアフィリエイトの記事LPは、SEOアフィリエイトで書くような記事構成とは別物になります。
これを知らないと、成果も上がらず広告費ばかりがかかってしまうので、成果に繋がりやすい記事LPの書き方はしっかり学んでおきましょう。
4.広告を出稿する
広告を出稿するには、FacebookやTikTokなど広告を配信する媒体を決めて広告アカウントを作成します。
広告アカウントは無料で作成できますが、どの媒体でも基本的に次の情報は必要になるので、事前に用意しておくとスムーズに作業が進みます。
- お名前(個人名、または法人名)
- メールアドレス
- パスワード
- クレジットカード番号(広告費の支払い方法)
- 支払い請求先の住所
広告アカウントを作成したら、次は広告を出稿していきます。
たとえば、Facebook広告に出稿する場合の大まかな流れは下記のようになります。
- キャンペーンを作成する
- 広告セットを作成する
- 広告クリエイティブを入稿する
- 入稿後の審査が通れば配信開始
どの媒体でも、広告アカウント作成や広告出稿までの手順はそれほど難しくありません。
ただし、タグの設置やターゲティングの設定といった広告を出すための基礎知識は必要なので、お手元に教材やマニュアルなどがあれば見ながら実践しましょう。
広告費は広告媒体・広告種類・課金方式などによって異なりますが、1日の予算を決めて出稿するのが一般的です。
アドアフィリエイトの広告を出稿するには、いくらくらい必要か?気になりますよね。
じつは、広告を出すのに最初から10万円とか100万円といった大きな金額は必要ありません。
アドアフィリエイトの広告は、1日に1,000円でも運用は可能です。
もちろん、予算が多いほど広告が表示される回数が多くなり集客効果も高くなりますが、最初はどれくらい成果につながるのか不明なので少ない予算で始めるのが無難です。
5.成果発生までの流れ
広告を出稿すると、FacebookやTikTokなどにあなたが作成した広告(クリエイティブ)が表示されます。
どのような流れで成果が発生するのかを説明します。
ネット上の広告をクリックしたユーザーは、まずあなたが作成した記事LPに来ます。
記事LPを読んで、商品やサービスに興味を持ち、アフィリエイトリンクをクリックして広告主のページに行き商品の購入やサービスに申し込むと成果が発生します。
流れは意外と簡単ですね。
広告を使って集客するだけで、ユーザーが自身の記事LPに来たあとは、ブログやサイトのアフィリエイトと同じです。
アドアフィリエイトは広告費をかけているので、広告費より報酬額が上回れば黒字、下回れば赤字になります。
アドアフィリエイト広告運用のコツ
広告を出稿した後は、広告を運用するステージに入ります。
アドアフィリエイトで成果を上げるには、広告運用のコツをおさえておくことが大切です。
運用のコツは、媒体や案件などによっても異なりますが共通して重要なのは
- 広告のクリック率を高めること
- 広告主ページへの誘導率を上げること
の2つです。
広告出稿後は、上記の数字を分析し、反応の良いクリエイティブと誘導率が高くて売れる記事LPの作成を繰り返しながら収益化できるように運用管理していきます。
アドアフィリエイトの成果を最大化するには、広告運用のPDCAサイクルを回し続けることが重要です。
PDCAサイクルとは、業務を円滑に進める手法の一つで
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)
この4ステップを繰り返し回すことによって業務をどんどん改善していくメソッドを指します。
このPDCAサイクルを素早く回せるのもアドアフィリエイトのメリットです。
広告費を使って集客するので、SEOアフィリエイトのように上位表示されずにアクセスが集まらないということはありません。
広告が表示されると、すぐアクセスが集まりますので、広告のクリック率や記事LPの誘導率を Check(評価)し、悪ければAction(改善)。
別の切り口やパターンをPlan(計画)して、 Do(実行)するという流れで運用していきましょう。
アドアフィリエイトは自動で最適化してくれる
アドアフィリエイトではWeb広告を使って集客するため、広告運用のスキルやコツは必須です。
しかし、実際に広告を出稿するFacebook、TikTok、Google、Yahoo!といった媒体では、AI(人工知能)を導入しており、このサービスを使う事であらゆる事が「自動的に最適化」されるようになっています。
この最適化機能はとても優秀で、アドアフィリエイトで広告を出稿すると、「コンバージョンしやすい人」に広告を配信するように動いてくれるんです。
つまり、あなたが作った広告と記事LPで、商品を購入する見込みのあるユーザーをAIが探してくれるイメージです。
しかし、優秀なAIでも、広告を配信したばかりのうちは、どういう人がコンバージョンしやすいかデータが蓄積されていませんよね。
ではどのようにしてコンバージョンしやすい人を選んでいくのか?
それは配信を重ねる毎に獲得するコンバージョンのデータから学習しています。
データを元に、コンバージョンしやすい人の特徴を学び、自動的に選んで配信してくれるというわけです。
この徐々に獲得を見込める人に配信していくことは「コンバージョンの最適化」と言われています。
最適化がうまく機能して100%に近い形で活用ができれば、あなたが広告の管理をしなくても収益化できてしまいます。
誤解を恐れずにお伝えすると、「放ったらかしでもちゃんと利益が発生する仕組みを作れる」ということです。
もちろん、あなたが作成した広告と記事LPが、きちんと成果の出るものになっていることが前提となります。
最適化機能は、人間が考えるターゲティングよりも、より高い精度を持ったターゲティングが可能なので、あれこれと考えて運用方法や設定をいじるよりも、AI(人工知能)に任せておけば費用対効果が合ってきます。
そして、費用対効果が合う運用ができてきたら、広告費を投入し配信する予算を上げれば、一気に報酬が伸びていきますので収益を最大化させることが可能です。
ここが、アドアフィリエイトのすごいところであり、AI(人工知能)の素晴らしいメリットといえます。
初心者で始めるならコレ知らないと後悔します
アドアフィリエイトの仕組みからやり方までを分かりやすいように解説してきました。
今でもアフィリエイトは、
「記事をたくさん書かないとダメ」
「毎日投稿してフォロワーを増やそう」
「報酬を得たいなら1年、2年頑張れ」
なんてことが言われ続けていますよね。
SEOやSNSのアフィリエイト手法では、それが正解なのかもしれません。
しかし、手法を変えればやり方も結果も変わります。
アドアフィリエイトは、
「たった1ページで収益化できる」
「結果が出るまでのスピードが速い」
「高額な報酬を狙うことも可能」
といったメリットがあります。
これらは、他のアフィリエイトにはない圧倒的な優位性です。
一方で、広告費より報酬額が下回れば赤字になってしまいます。
そのため、初心者が独学や我流でアドアフィリエイトをやってもなかなか収益化できないというのも事実です。
とくに未経験者や初心者の方は、正しいノウハウを学びスキルを身につけながら実践することをおすすめします。
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