顕在層と潜在層の違い!アドアフィリエイトのアプローチ方法

Webマーケティングでよく使われる「顕在層」「潜在層」

それぞれ異なるターゲット層を指す言葉ですが、顕在層と潜在層は主に商品・サービスに対する関心度・態度によって分けられます。

アフィリエイトでも同じように「顕在層」へのアプローチと「潜在層」へのアプローチではやり方が異なります。

そこで、この記事では顕在層と潜在層の違いと、それぞれのターゲットにアフィリエイトで商品やサービスを紹介する方法について解説していきます。

目次

顕在層と潜在層の違い

顕在層と潜在層の違い

顕在層と潜在層は明確に分かれています。

それは自身の悩みや欲求を明確に理解しているユーザーと、理解していないユーザーの違いです。

顕在層と潜在層は明確な違いがありますが、意欲・関心度はグラデーションのようになっていて、それぞれの層でさまざまな悩みや欲求を持ったターゲットが存在していることになります。

顕在層は意欲や関心度が高い人

顕在層は、商品やサービスを探している人、自身の悩みが明確になっており解決するために最適な方法を探しているような人です。

例えば、ダイエットで言うと、
ジムに行くか、自分で運動するか、サプリやエステを使うか、と具体的な方法や情報を自分から調べている状態といった人です。

自分にピッタリ合いそうな商品やサービスが見つかれば当然ユーザーは購入したり申込してくれるでしょう。

潜在層は悩みや問題に気づいてない人

潜在層は自身の悩みにまだ気づいていない、もしくは気にはなっている人たちです。

例えば、ダイエットで言うと、
最近太ったかもと気にしているけど、痩せるために具体的に何かをしていない、すぐに痩せなくてもいいと思ってるような状態です。

潜在層はそもそも、その悩み自体がまだ深刻ではありません。

そのような状態にあるときに、ダイエット商品やダイエットに関するサービスを普通に紹介しても「へぇ~、そんなのがあるんだ」程度にしかとらえてくれないでしょう。

そもそも、商品やサービスを探しているわけでも、悩みを解決しようとしている状態ではないので、最初に「気づき」が必要になるわけです。

顕在層・潜在層にアフィリエイトする手法

顕在層と潜在層では圧倒的に潜在層のほうが市場規模が圧倒的に大きいです。

先ほどのダイエットの例だと
実際に「ダイエットに取り組むために行動している人」と、「痩せたい気持ちはあるという人」では圧倒的に後者の数が多いということは容易に想像できると思います。

顕在層は熱量も高く成果に繋がりやすいが市場は小さい。

潜在層は熱量は低く成果に繋がらないかもしれないが市場は大きい。

それぞれ、別々のアプローチを行わないと購入や利用に結びつけることが難しいのです。

顕在層へのアフィリエイト方法

顕在層は、悩みや問題を解決したいと思っているので自身で積極的に調べています。

そのため、GoogleやYahoo!で検索するので、SEOサイトやブログ、リスティング(検索型連動広告)が有効です。

検索するキーワードで熱量が変わります。

例えばダイエットの場合、

「ダイエット 方法」「流行り ダイエット」「お腹 ダイエット」といったキーワードで検索する人は、どうやってダイエットしようか、何か良いダイエット法はないかということを探しているので、熱量はありますがそれほど高くない状態です。

一方、「ダイエットサプリ おすすめ」「渋谷 ダイエットジム」「太もも痩せ クリーム」といったキーワードで検索する人は、ダイエットする方法のなかで良いものを探しているので熱量は高くなります。

さらに、「ライザップ 〇〇店」「大人のカロリミット 最安値」といったキーワードで検索する人は、その商品について興味関心が強いのでもっとも熱量が高い顕在層になります。

潜在層へのアフィリエイト方法

潜在層は、自身の悩みにまだ気づいていない状態、もしくは気にはなっている人たちです。

そのため、自ら積極的に検索して調べたり探したりしませんから、Web広告を使ったアドアフィリエイトが有効です。

どうやってダイエットしようか、何か良いダイエット法はないかと探しているわけではないので、熱量はそれほど高くありません。

しかし、

例えば、リモートが多くて運動不足かな・・と思ってる人が

「運動なしでサイズダウンできた方法がすごい!」
「43歳主婦が食べても食べても太らない理由とは?」

といったWeb広告を見たら気になりますよね。

自ら調べたり、探したりはしませんが、たまたま見かけたWeb広告をクリックして、そのあとに出てきた記事LPで「この商品、自分にピッタリかも!」「これで痩せるなら試してみようかな」となれば購入に繋がる可能性があるわけです。

これは1つの例にすぎませんが、日本のインターネット広告市場は大幅に成長しており、2021年にはインターネット広告(2兆7,052億円)がマスコミ4媒体9広告(2兆4,538億円)を上回っています。

日本の媒体別広告費の推移

参照:総務省(日本の媒体別広告費の推移)

この記事を読んでいるあなたも、自分で検索したわけではなくWeb広告を見て商品を購入したりサービスを申し込んだりした経験があるかと思います。

潜在層は顕在層よりも圧倒的に人数が多いので、アフィリエイトで爆発的な件数を獲得できる可能性があります。

まとめ

顕在層と潜在層の違い、アフィリエイト方法について解説してきました。

いかがでしたか?

顕在層と潜在層ではアフィリエイトの手法やアプローチ方法が異なります。

この顕在層と潜在層の違いを理解していないと、いくらアフィリエイトを全力で頑張っても結果に繋がりにくいです。

アフィリエイトでは、何よりも「ターゲットを理解すること」「ターゲットの気持ちになること」がとても重要なので意識してみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次